ラコステ2016年春夏新作ウェア - ルーツに立ち返ったマリン&陽気な60s’スタイル

2015年11月25日 18:15

ラコステ(LACOSTE)が2016年春夏コレクションを東京・南青山で発表。今季は3つのテーマ「ウルトラ マリーン」「グランド ポディウム」「クロマティック サン」を打ち出した。


[ この記事の画像を見る ]


■ウルトラ マリーン (THE ULTRA MARINE)

ブランドの歴史に深く関係しているマリーンスポーツからインスピレーションを受けた。メンズのガーメンツには、ボーダー柄が多様されているが、太さやデザインは実に様々。腕の部分のみレッドやスカイブルー、ネイビーを組み合わせたマルチボーダーを取り入れたポロシャツや、モノトーンにイエローのワンポイントを施したニットなど、アクセントを効かせたディテールに注目したい。


他にも、レディースからはボーダー柄のポロシャツワンピースなどが登場した。全体としてカラーパレットはネイビーとホワイトでまとめ、差し色としてレッドとイエローを使用している。足元にはクリーンなスニーカーを揃えて、シックなマリンスタイルを提案した。


■グランド ポディウム (THE GRAND PODIUM)

日々の中でスポーツを楽しむ世代に向けてアイテムをデザインしてきた、これまでのブランドの姿勢を表現。レディースのTシャツには、テニスやゴルフ、水泳、ランニングをする人々のモチーフが散りばめられた。他にも、ウィメンズからベージュのリネンジャケットや、メンズからは鮮やかなグリーンのナイロン製パーカーなどがラインナップ。


■クロマティック サン (THE CHROMATIC SUN)

60年代のグラフィックからインスピレーションを得た。当時人気を誇った、陽気なギンガムチェック柄のシャツなどが登場。ブランドのアイコン的なポロシャツはこの時代から影響を受け、ラグランスリーブのデザインを取り入れた。


全体として、3テーマともラコステのこれまでの歴史に立ち返ったガーメンツを多く展開。ブランドらしい鮮やかな色彩とクリーンさを全面に出し、スポーティブ・エレガンスを描いたシーズンであった。


関連記事

最新記事