通勤・通学電車内は、メールをチェックする場所?
2015年11月11日 13:06
リサーチプラスは、「電車に関する調査」についてのアンケートを実施した。アンケート対象者は全国に住む、通勤・通学で電車を利用している20歳~69歳の男女、合計600名。
電車での通勤・通学中、何をしているか聞いたところ、「携帯電話でメール(SNSを含む)」が最も多い42.0%、続いて「睡眠」が37.5%だった。また、20才~34才の人が「音楽を聴く」37.5%、35才~49才の人が「読書」32.0%で、それぞれ30%を超える結果となった。
ICカード(SuicaやPASMO、ICOCAなど)や携帯電話の電子マネーを使用している人に(電車運賃以外での)電子マネーの使用について聞いたところ、「自動販売機」が40.8%と最も多く、続いて「(電子マネーが利用できる)コンビニエンスストア」が30.4%であった。また、「KIOSKなどの駅構内の売店」、「電車以外の交通機関(バス、タクシーなど)」も20%以上の人が利用するとしている一方で4割近くが「電車以外では使用していない」と回答している。
電車で通勤・通学にしている人に電車広告でつい見てしまう広告の場所を聞いたところ
「中吊り」が56.0%でもっとも高く、続いて「ドアの横」25.7%、「ドア窓のステッカー」22.5%となった。なお、「特に意識してみない」は25.3%だった。
電車でイラっとした、他人の言動を聞いたところ「大声で話をする・騒ぐ」58.5%が最も多い結果となり、続いて「子供が騒いでいるのに親が注意をしない」50.8%、「堂々と携帯で通話する」44.0%となった。また、「乗り降りでドア付近を陣取って動かない」に関しては、35才~49才が51.0%、50才~69才が48.5%と高い結果となった。
電車というある意味、密室での様々な出来事や行為。通勤・通学で毎日使うなら、少しでも快適に過ごしたいと思うのが人情だろう。しかし現実はなかなか厳しいようである。(編集担当:久保田雄城)