9月の景気動向指数、3カ月連続の低下

2015年11月8日 21:21

 内閣府が6日発表した9月の景気動向指数(速報値、2010年=100)は、景気の現状を示すCI一致指数が前月比0.3ポイント低下の111.9だった。低下は3カ月連続。一致指数の基調判断は「足踏みを示している」で据え置いた。

 一致指数の内訳では、中小企業出荷指数(製造業)が前月比3.0%減、商業販売額(卸売業)が前年同月比2.2%減、耐久消費財出荷指数が前月比1.9%減と、それぞれ低下し、指数を押し下げた。

 数カ月先の景気を示す先行指数は、前月比2.1ポイント低下の101.4で、3カ月連続低下した。

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