【銘柄フラッシュ】かんぽ生命がストップ高となり日本プラストは急伸

2015年11月4日 16:58

 4日は、本日上場した日本郵政<6178>(東1・売買単位100株)が公開価格1400円の20.5%高の1760円となり、かんぽ生命保険<7181>(東1・売買単位100株)は14時頃から一段高となって公開価格2200円の55.9%高のストップ高、ゆうちょ銀行<7182>(東1・売買単位100株)は公開価格1450円の15.2%高の1671円となった。3銘柄一緒に上値を追うのは荷が重いため「本命株」を選別する動きとの見方があった。

 淀川製鋼所<5451>(東1)が11時の四半期決算発表などを受けてアク抜け感が広がったとの見方で10.9%高と急伸して東証1部の値上がり率1位となり、東海カーボン<5301>(東1)は2日の四半期好決算などを好感して後場も急伸のまま9.4%高となり同2位。カルビー<2229>(東1)は13時の四半期決算発表が好感されて一段高となり6.4%高。寿スピリッツ<2222>(東1)は正午の四半期決算発表が好感されて後場堅調相場となり1.9%高。

 東証1部の値上がり率3位は芦森工業<3526>(東1)となり、シートベルトを手がけるためタカタ<7312>(東1)がエアバッグ問題の再燃を受けて13.4%安となった中で見直される動きがあり8.4%高と戻り高値。タカタのエアバッグを使用中止と伝えられたホンダ<7267>(東1)は反発し1.9%高。エアバッグを製造する日本プラスト<7291>(東2)は代替受注への思惑などが言われてストップ高の18.3%高となった。

 駅探<3646>(東マ)は好決算への期待や旅行関連業務への期待などが言われて後場16.7%ストップ高と戻り高値に進み、メディカル・データ・ビジョン<3902>(東マ)は同社が保有する大規模診療データベースの一段拡大などが好感されて朝から高いまま9.3%高、フリークアウト<6094>(東マ)は29日に発表した9月決算などが好感されて7.3%高となり前売買日のストップ高に続いて出直りを拡大。システムソフト<7527>(JQS)は好決算を連日好感して9.8%高と出直りを拡大した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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