豊田自動織機、子会社株式をセコムと日本通運へ売却
2015年10月31日 05:34
豊田自動織機は30日、同社連結子会社である「アサヒセキュリティ」と「ワンビシアーカイブズ」を12月をめどに売却することについて、取締役会で決議した。
アサヒセキュリティの全株式をセコムへ、また、ワンビシアーカイブズの全株式を日本通運へ、それぞれ売却する。売却に伴う影響額は、株式売却総額1,670億円(アサヒセキュリティ810億円、ワンビシアーカイブズ 860億円)、また、親会社株主に帰属する当期純利益の増加額を590億円と見込んでいる。
決定の理由は、産業車両、自動車関連などのコア事業に集中し、一層の成長を推進するためとしている。