東芝、日英・日中通訳機能を備えた外国語会議支援システムを開発

2015年10月30日 06:00

 東芝は29日、外国語での会議などにおいて、翻訳結果をリアルタイムにパソコンやタブレットなどに字幕表示する会議システムを開発したと発表した。日英・日中の通訳機能を備えている。

 従来は翻訳が難しかった専門用語や社内用語などを事前に登録することで、会議で使用する資料などから自動的に未知語を抽出する。同社グループ内でシステムでの運用を経て、2016年の実用化を目指す。

 システムで用いられる整文法は、様々な話者に共通する話し言葉特有の表現を正確に把握する規則ベースの手法と統計ベースの手法を組み合わせたことで、広範な表現を翻訳に適した表現や長さの文章に変換することを可能にした。

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