マツダ、次世代ロータリーエンジン搭載のコンセプト車「RX-VISION」を世界初公開

2015年10月28日 10:56

 マツダは28日、同日開幕した「第44回東京モーターショー」で、スポーツカーのコンセプトモデル「Mazda RX-VISION(マツダ・アールエックス・ビジョン)」を世界初公開した。

 「RX-VISION」は、同社がいつか実現したい夢を表現したというモデル。デザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」にもとづき、マツダが考える最も美しいFRスポーツカーの造形に挑戦するとともに、次世代ロータリーエンジン(RE)の「SKYACTIV-R」を搭載する。

 ロータリーエンジンは、三角形のローターが回転することによって動力を生む、独特の構造をもつエンジン。マツダは、1967年に「コスモスポーツ」を通じてREの実用化に成功した。現在は生産を行っていないがロータリーエンジンの研究・開発を継続している。

 「SKYACTIV-R」という名称には、SKYACTIV技術の開発時と同様に、「常識を打破する志と最新技術をもって課題解決に取り組む」という意味が込められているという。

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