ニュース証券:高配当・高配当利回り銘柄が多いベトナム市場
2015年10月26日 16:45
■女性の日(10/20)~「いつもありがとう」街中が花で溢れる一日
グエンさんの話によると、先週10月20日はベトナムの全ての女性に対して、日ごろの感謝を示す「女性の日」だったという。
決まっているわけではないがこの日には、花を贈るケースが多く、街中で花が売られているという。バレンタインに例えられることもあるようだが、「いつもありがとう」と男性が女性に感謝の気持ちを優しくつたえる習慣で、その日は家事を男性が受け持つこともあるようだ。
今回のセミナーは、ベトナム市場の特徴の一つが、他市場に比べ高配当・高配当利回り銘柄が多いということに注目し話が進む。
2012~15年のベトナムのCPI(消費者物価)は安定し、銀行の定期預金金利(サコムバンク)は1カ月4.4%、12カ月5.7%と、かっての半分以下の水準で推移しているが、ホーチミン証券取引所上場309銘柄の内32銘柄(10%)は配当利回りが10%を上回り、12カ月定期預金金利5.7%を上回る銘柄が100社程度あるなど、配当利回りの低下は相対的に緩やかだという。
高配当銘柄業種は、自動車、物流(運輸、港湾)、自動車、タイヤ、ゴム、インフラ関連などで、高配当政策を経営方針とする好業績企業のようだ。
※ニュース証券(渋谷区)では、投資家向け動画による「グエンとチョウのベトナム株式セミナー」の提供を毎週月曜朝9時から配信するとともに、『アオザイ姫のかわら版』を同社ホームページ( http://www.news-sec.co.jp/ )で公開している(原則月曜日)。
「グエンとチョウのベトナム株式セミナー 第23回」 (高配当銘柄と女性の日) https://www.youtube.com/watch?v=_SAuX2Iyfb8&feature=youtu.be (情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)