Apple、MacBookの反射防止コート劣化問題に対して無償修理プログラムをひそかに開始

2015年10月23日 17:05

headless 曰く、 Appleは反射防止コートが劣化しやすいMacBookやMacBook ProのRetinaディスプレイモデルについて、無償修理プログラムをひそかに開始しているそうだ(MacRumorsArs Technica9to5MacRegister)。

 この問題はディスプレイを閉じた際のキーボードの圧力や、サードパーティー製の画面クリーナーを使用した場合など、さまざまな条件下で反射防止コートが摩耗したりはがれたりするというもので、「Staingate」と呼ばれている。MacRumorsが3月に初めて取り上げて以来、数千人のユーザーからの報告があり、StaingateのWebサイトも作られている。保証期間中のユーザーの中には無償交換が受けられた人もいれば、外見上の問題は保証の対象にならないとされ、自費で数百ドルを支払って交換した人もいるという。

 無償修理期間は購入日から3年間または2015年10月16日から1年間のうち長い方が適用され、影響を受けるユーザーはGenius BarまたはApple正規サービスプロバイダーで修理手続きを行うことができるという。既に自費で修理をしているユーザーに対しては、Apple Careを通じて返金処理が行われるとのこと。ただし、日本での対応がどのようになるのかについては不明だ。

 Appleさまざま製品修理/交換プログラムサポートページで公表しているが、今回の無償修理プログラムについては現在のところ公表する予定はないとのことだ。

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