【株式市場】南シナ海問題などで様子見気分漂うが好業績株など強く全般持ち直す

2015年10月22日 12:00

◆日経平均の前引けは1万8565円83銭(11円55銭高)、TOPIXは1528.35ポイント(11.54ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億1914万株

 22日前場の東京株式市場は、米国艦隊の南シナ海への派遣観測などで様子見気分が漂い、日経平均は取引開始後に117円35銭安(1万8436円93銭)まで反落する場面があった。ただ、11時に業績予想の増額を発表した雪印メグミルク<2270>(東1)が急動意となるなど、好業績株や材料株が強く、日経平均の前引けは11円55銭高(1万8565円83銭)となった。主な株価指数はすべて高い。

 オービック<4684>(東1)が昨日の四半期決算発表と業績予想の増額などを好感して急反発し、同じく第一工業製薬<4461>(東1)や加地テック<6391>(東2)も急伸。 モバイルファクトリー<3912>(東マ)は四半期決算の発表が10月22日の予定のため期待高揚して戻り高値。ロックオン<3690>(東マ)はNTTグループとの協業などが言われてストップ高。構造計画研究所<4748>(JQS)は横浜市のマンションが傾いた問題などが思惑視されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は9億1914万株、売買代金は9294億円。1部上場1902柄のうち、値上がり銘柄数は808銘柄、値下がり銘柄数は925銘柄となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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