ルノー・カングーに5番目の特別限定車「カングー・クルール」発売。モーターショーではツゥインゴに注目

2015年10月17日 20:01

 ルノー・ジャポンが、東京モーターショー開幕前に同社の人気モデル「ルノー・カングー」に特別限定車を設定して発売した。現行のカングーとして第5番目となる限定車だ。

 ルノー・カングーは、広い室内空間と高い機能性から、欧州ではLUDOSPACE(ルドスパス/遊びの空間)と呼ばれて親しまれているクルマだ。随所に散りばめられた遊び心のあるデザインや、機能的で使い勝手に優れたユーティリティー、広くて高い開放的な室内空間、大容量のラゲッジスペースなど、ルノー カングーには、遊びのためのたくさんの工夫が凝らされている。

 これまで4度発売されたカングーの限定車は、いずれも“花”をテーマにしたモデルだった。今回の限定車の名称「カングー・クルール」とし、フランス語で“色”の意である“クルール”を採用。「フランスが香る色」をテーマに製作した、日本だけのオリジナルボディカラーのカングーで、「クルマに載せたフランス文化」の象徴だという。

 ボディカラーは、フランスをはじめ欧州で薬草や香料に用いる南フランスのハーブ「ローズマリー」の花と葉っぱをイメージさせる2色。ローズマリーの青い花をイメージさせる「ブルーアンサンシエ」とフレッシュな香りの若葉をイメージさせる「ヴェールロマラン」。前者が60台の限定でオートマティック(AT)車40台、マニュアルミッション(MT)車20台。後者は100台の限定でAT車70台、MT車30台となる。価格はいずれも241.5万円。

 なお、東京モーターショーのルノーブースの注目モデルは、ルノー・トゥインゴⅢだ。デザイナーが来日してプレゼンテーションを行なう。(編集担当:吉田恒)

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