Firefox 41.0.2リリース、クロスオリジン制限を迂回可能な脆弱性を修正

2015年10月17日 15:07

Mozillaは15日、Firefox 41.0.2をリリースした。このリリースではクロスオリジン制限を迂回可能な脆弱性1点のみ修正されている(MFSA 2015-115Softpediaの記事MozillaZine.jpの記事窓の杜の記事)。 この脆弱性はfetch() APIがクロスオリジンリソース共有(CORS)仕様を正しく実装していないことが原因で、悪用するとWebページから他のオリジンのプライベートデータへのアクセスが可能になるというもの。デスクトップ版(Windows/OS X/Linux)およびAndroid版が影響を受け、深刻度は「高」となっている。Firefox ESRは影響を受けないようだ。 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | Firefox | バグ | IT

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