Windows 10のライセンス認証にWindows 7〜8.1のプロダクトキーが使えるようになる?

2015年10月15日 14:58

headless 曰く、 12日にリリースされたWindows 10 Insider Previewのビルド10565では、Windows 7/8/8.1のプロダクトキーでライセンス認証できるようになっている(Windows Experience BlogBetaNewsNeowinPC Watch)。

 ビルド10565のインストール後にライセンス認証されていない場合、「設定」の「更新とセキュリティ→ライセンス認証」で「プロダクトキーを変更する」をクリックし、Windows 7/8/8.1のプロダクトキーを入力すればライセンス認証できるようになっているという。また、Windows 8/8.1のプリインストールマシンでは、プロダクトキーがファームウェアに書き込まれており、ビルド10565以降のInsider Previewはインストール時にファームウェアから自動でプロダクトキーを取得する仕組みになっているとのこと。ただし、Windows 7/8/8.1のプロダクトキーを使用するには、インストールするWindows 10のエディションへのアップグレードに対応したエディションであることが必要だ。

 クリーンインストールの場合もセットアップ時にWindows 7~8.1のプロダクトキーを使用可能とされているが、現在のところInsider PreviewのISOイメージは提供されていない。なお、Windows 10では「Digital entitlement」という仕組みが導入されており、Windows 7/8.1から無償アップグレードしたPCでは、同じエディションのWindows 10をクリーンインストールする場合にプロダクトキーを入力する必要はない。

 このほかビルド10565ではSkypeが統合されており、Microsoft Edgeではタブプレビューおよびお気に入りとリーディングリストの同期機能が追加されているほか、手書きメモ認識などCortanaの機能改善、タイトルバーの色の改善、スタートメニューでのコンテキストメニューの改善、新しいデバイスアイコンやレジストリエディターの新アイコン、デフォルトプリンターの管理機能の変更などが行われている。

 一般向けのWindows 10では、当初10月に予定されていた大規模アップデート(コードネーム: Threshold 2)が11月に延期されたと9月に報じられている。現在テストされているInsider PreviewビルドはThreshold 2だが、一般リリースでもWindows 7~8.1のプロダクトキーでライセンス認証できるようになるだろうか。

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