パナソニック、国内防爆検定取得の5型タブレットPCを発売
2015年10月15日 05:37
パナソニック システムネットワークスは14日、ガス爆発リスクがある場所でも利用できるという国内防爆検定を取得した5型タブレットPCを4モデル発売すると発表した。商品名は「TOUGHPAD(タフパッド)」。法人向けで、価格はオープン。発売日は10月下旬を予定。
新製品は、過酷な現場や屋外で実績のある5型タブレットPC「FZ-E1、FZ-X1シリーズ」の国内防爆検定取得モデル。従来の機器では使用できなかった大型プラントや化学・製薬工場などの危険なエリアでも帯電防止構造への変更などにより使用できるようになった。
また、国内主要キャリア(NTTドコモ、KDDI)の音声通話/データ通信に対応し、無線LAN設備のない場所でも使用できる。さらに、操作モードを切り替えることで、手袋をしたまま、水滴が付いたままで画面のタッチ操作が可能となった。
発売されるのは、OSにWindows Embedded 8.1 Handheld Updateを搭載した2モデルと、Android 4.2.2を搭載した2モデル。各2モデルの内、それぞれ1モデルはNTTドコモに対応したモデルで、もう1モデルはKDDI(au)に対応したモデルである。
CPUは、Windows版にはQualcomm 2.3 GHz Quad Coreを、Android版にはQualcomm 1.7 GHz Quad Coreを搭載。メモリはともにRAM2GB、フラッシュメモリ32GBを使用。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)