ソフトバンク、米サイバー攻撃対策企業に約71億円出資

2015年10月14日 14:31

 ソフトバンクは14日、AI(人工知能)を利用したサイバー攻撃対策プラットフォームを提供する米国のサイバーリーズン(Cybereason)に対し、ソフトバンク主導で既存株主と合わせて総額5,900万米ドル(約70億8,000万円)を9月に出資したと発表した。

 同社によると、サイバーリーズンのサイバー攻撃対策プラットフォームは、AIを利用した独自の分析技術によりサイバー攻撃を探知し、被害を未然に防ぐもの。今回の出資に合わせて、サイバー攻撃対策プラットフォームの日本市場での展開について共同で検討することに合意した。今後は、2016年前半の日本市場での商用サービス提供開始を目指して、検討を進めていく。

 サイバーリーズンは、イスラエルの情報機関でサイバーセキュリティーに携わったメンバーらがて設立した。同社のプラットフォームには、世界で最も複雑なサイバー攻撃に対処してきた創業者たちの専門知識が生かされているという。

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