MicrosoftのGov Maharaj氏、CCleanerについてはコメントしづらい
2015年10月12日 21:38
「CCleaner」は不要なレジストリ項目や不要ファイルを削除することで、Windowsを高速化できるツールとして人気が高い。しかし、Microsoftの見解はそうでもないようだ(TWCN Tech Newsの記事、Softpediaの記事)。 MicrosoftのGov Maharaj氏はChannel 9の番組「The Defrag Show」で、Larry Larsen氏とともにホストを務める。今回のThe Defrag Showでは視聴者からWindows 10アップグレード時のトラブルに関する質問を受けたのだが、セットアップログに削除すべきソフトウェアとしてCCleanerがリストアップされていた。 Maharaj氏はリストアップされているソフトウェアやドライバーについて順に解説していったが、CCleanerについてはいったんスルー。しかし、何とかキツくない言い方で説明しようとしたところ、Larsen氏に「いいから次に行こう」と流されてしまった。このやりとりから、2人ともCCleanerについて否定的だが、突っ込んだ批判になるのを避けたものとみられている。 以前はMicrosoftでもレジストリクリーナーユーティリティーを提供していたが、現在は提供を終了している。Microsoftでは、こういったユーティリティーを使用して不用意にレジストリを変更すると問題が発生する可能性があるとして、使用をサポートせず、使用により発生した問題は保証しないとしている。CCleanerに限らず、レジストリクリーナーの効果については意見の分かれるところだが、皆さんのご意見はいかがだろう。 スラドのコメントを読む | ITセクション | マイクロソフト | ソフトウェア | Windows | IT
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