梅から山茶花まで花時のごとく株の咲き時もいろいろ=犬丸正寛の相場格言

2015年10月11日 13:23

■梅から山茶花まで花時のごとく株の咲き時もいろいろ

 早春の梅から寒中の椿、山茶花まで四季折々に花は咲くが、一斉に咲きそろうことはない。相場も日々、開いてはいるが、四季を通して同じ銘柄が買われ続けることはまずない。仮に、年間を通して強い銘柄であってもどこかで萎れてしまう場面はあるものだ。

 とくに、数年に一度だけ咲く花、あるいはアオノリュウゼツランのように数10年に一度しか咲かない花もあるように株の場合でもバブル崩壊のあと20数年も花を開かない銘柄がある。短期投資あるいは中長期投資でも花のように株価の開花時期と散りゆく時期の見極めは非常に大事のようである。(執筆者:犬丸正寛 株式評論家・日本インタビュ新聞社代表)

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