旧バージョンのIEは2016年1月にサポート終了、何か対策してる?

2015年10月5日 10:03

Internet Explorer(IE)の旧バージョンは、すべて2016年1月12日でサポートが終了する。引き続きサポートを受けるには、Windowsがサポートする最新版のIEに更新する必要がある(The Registerの記事IEBlogの記事マイクロソフトサポートライフサイクル[1][2])。 Windows 7 SP1ではIE 8~11をサポートするが、1月12日以降はIE 11のみがテクニカルサポートや更新プログラム提供を受けられる。また、Windows Vistaの場合はIE 9のみがサポート対象となる。Windows 8.1 Update/10は標準でIE 11が搭載されているため問題ない。 Windows 8については1月12日でOS自体のサポートが終了するので、IEのバージョンとは関係なく、引き続きサポートを受けるにはWindows 8.1にアップグレードする必要がある。 Net Applicationsの9月分データではIE 8~10のシェアが22.55%、StatCounterでは6.06%を占める。ただし、データにはWindows XP/8も含まれており、Windows VistaでIE 9を使用しているケースも含まれるので、移行が必要な旧バージョンのIEがどの程度存在するのかは不明だ。Gartnerによれば移行の規模はWindows XPのサポート終了時に匹敵するといい、BrowsiumはIE 11への移行を必要とするPCがWindows 7だけで4~5億台にのぼると述べているそうだ。 旧バージョンのIEのサポート終了自体は1年以上前に公表されていたものだが、皆さんの周囲で旧バージョンのIEを使用している人はどれくらいいるだろう。職場に旧バージョンのIEが多い場合、何か対策を考えているだろうか。 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | アップグレード | セキュリティ | インターネットエクスプローラ | Windows | IT | スラドに聞け!

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