【銘柄フラッシュ】堀場製作所がVWの不正発見で上げアイサンテクノロジーなど急伸

2015年10月2日 16:40

 2日は、堀場製作所<6856>(東1)が独フォルクスワーゲン(VW)のディーゼル排ガス不正を発見した測定器が同社製と伝わり動意を強めて4.2%高となり、川崎汽船<9107>(東1)は株式の減損損失にもかかわらず朝方の2.2%安を下値に切り返して1.1%高。アルプス電気<6770>(東1)は9月28日の好決算発表が全体相場の急落にカキ消されていたが、本日は3.2%高となって発表前の水準を上回り、総じて地合いの強さがうかがえる展開になった。

 ソースネクスト<4344>(東1)は世界的ヒットのソフトウェアをもつ米社との提携が好感されて18.2%ストップ高となり、東証1部の値上がり率1位。2位は株価ひとケタ銘柄で、3位はパスコ<9232>(東1)の9.3%高が入り、自動走行システムに関する政府からの受託などが言われて急伸。

 中国が国慶節連休(10月1日~7日)に入り、訪日観光客の「爆買い」期待銘柄が日々順に上げる展開になり、真珠のTASAKI<7968>(東1)は6.0%高の連日活況高となり、象印マホービン<7965>(東2)は6.2%高、日本ビューホテル<6097>(東1)は浅草のホテル活況とされて出直りを強め3.2%高。

 アイサンテクノロジー<4667>(JQS)は自動走行運転システムに関する政府からの受託などが好感されて23.0%ストップ高。ヘリオス<4593>(東マ)は理化学研究所の発表に関連があるとされて16.0%高と急伸し、イマジニア<4644>(JQS)はスマートフォンゲーム制作会社の設立などが期待材料になり13.8%高と急伸。ファーストロジック<6037>(東マ)は中国の資産家の資金流入を昨夜のテレビ番組が伝えたとされて投資用不動産サイトなどが注目され12.5%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事

最新記事