菊地凛子主演の映画『ハイヒール』2016年公開 - 衣装やシューズはシャネルやミハラヤスヒロが協力
2015年10月1日 19:10
菊地凛子主演の映画『ハイヒール』が2016年に公開予定だ。本作は新人監督イ・インチョルによる、4015年を舞台にした短編映画となる。
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菊地凛子扮するのは、性別不明のアンドロイド靴職人。男性でも女性でもないという、アンドロイド独特の役柄をこなす彼女の演技に注目だ。また、大河ドラマ「花燃ゆ」にレギュラー出演の小島藤子、映画「水の声を聞く」主演の玄理、モデルで数々の雑誌の表紙を飾る谷口蘭が菊池の脇を固める。
そして今作の大きな注目ポイントとなるのが、劇中の衣装やシューズ。エレガントでミステリアスな菊地凛子の衣装はシャネルが特別協力している。さらに、映画の題名にもなっているハイヒールは、ミハラヤスヒロの協力によって製作。本作のキーとも言えるアイテムを、細やかな作りで表現する。
撮影は『るろうに剣心』3部作が記憶に新しい石坂拓郎、編集は日本アカデミー賞優秀編集賞8冠の上野聡一、特殊美術は『進撃の巨人』や『寄生獣』に参加する百武朋と、スタッフも最前線のメンバーを揃えた今作。日本に新しいインディペンデント映画の風を送り込む作品となりそうだ。
■ストーリー
時は4015年。真剣に靴を作り続ける靴職人Kay(カイ・菊地凛子)。Kayにとって靴を作ることそのものが最も尊く大切なことである。ある日、自分の好みを靴を作りたいという客がKayにハイヒールをオーダーする。何度も何度も作りなおしてやっと完成した完璧なハイヒール。ところが客が履いてみると、片方のサイズがほんのすこし合わない。Kayは必ず解決すると客を説得し、再びハイヒールと向かい合うが….