iFixitの分解リポート、iPhone 6s/6s Plusのバッテリー容量は噂通り減少していた
2015年9月27日 13:48
25日に発売されたばかりのiPhone 6s/6s Plusだが、iFixitが早速分解リポートを公開している(iPhone 6s Teardown、iPhone 6s Plus Teardown、MacRumorsの記事、9to5Macの記事、Ars Technicaの記事)。 ディスプレイアセンブリはiPhone 6/6 Plusのものと外見上はあまり違わないが、iPhone 6sではiPhone 6よりも15グラム重い60グラム、iPhone 6s PlusではiPhone 6 Plusよりも20グラム重い80グラムとなっている。3D Touch機能の追加により、重量が増加しているようだ。 バッテリーは噂されていた通りiPhone 6/6 Plusと比べて容量が減少しており、iPhone 6sは95mAh減の1,715mAh、iPhone 6 Plusは165mAh減の2,750mAh。容量減少にもかかわらずバッテリー持続時間が前モデルと変わらないことから、チップ等の消費電力が減少しているものとみられる。 新たに搭載されたTaptic EngineはiPhone 6sが35×6×3.2mmの細長いタイプを使用しているのに対し、iPhone 6s Plusでは15×8×4.9mmのコンパクトなタイプを使用。分解リポートの記事にはX線撮影によるTaptic Engineが動作する様子の動画も掲載されている。また、A9チップはA8チップよりもダイサイズが15%減少したともいわれるが、M9モーションコプロセッサ―が組み込まれたためか、パッケージサイズはA8よりもわずかに大きくなっているとのこと。 トータルの修理しやすさスコアはiPhone 6s/6s Plusともに10点満点中7点。大きくマイナス評価されているのは、筐体外側でペンタローブネジが使われている点のみ。また、Touch IDケーブルはディスプレイアセンブリの中を通るように処理されており、筐体を開ける際に切ってしまうことはないものの、損傷時に修理が複雑になる点も問題としている。ただし、ペンタローブネジはiPhone 4から使われており、重要なマイナス評価ポイントではないとのコメントも多い。 スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア | 電力 | ハードウェアハック | iPhone
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