マツダ、「ロードスター」と「デミオ」にモータースポーツ用ベース車両を追加

2015年9月24日 15:21

 マツダは24日、小型オープンスポーツカー「マツダ ロードスター」と小型乗用車「マツダ デミオ」にモータースポーツのベース車両として最適な装備を備えた2機種を追加したと発表した。ロードスターは10月15日、デミオは10月22日に発売する。

 ロードスターに追加した新機種「NR-A(エヌ・アール・エー)」は、パーティレースへの参加などサーキット走行を想定して、車高調整機能付きビルシュタイン社製ダンパーを採用するなど一部仕様を変更した。大容量ラジエーター、大径ブレーキなどを採用して冷却性と耐久性を向上している。

 デミオに追加した「15MB(イチゴー・エム・ビー)」は、ジムカーナやダートトライアルへの参加などを想定し、1.5Lガソリンエンジン「SKYACTIV-G1.5」を搭載。同エンジンには「4-2-1 排気システム」を採用した。さらに6速の SKYACTIV-MT や大径ブレーキの採用により、モータースポーツのシーンで意のままに操れる仕様にしたという。

 メーカー希望小売価格は、ロードスター NR-Aが264万6,000円(税込)、デミオ15MBが150万1,200円(税込)、デミオ15MBユーティリティパッケージ付が156万6,000円(税込)。

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