VGJ、7人乗り大型ミニバン「Sharan」をモデルチェンジ 安全性をさらに強化

2015年9月15日 16:22

 フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は15日、7人乗りの大型ミニバン「Sharan(シャラン)」を4年ぶりにモデルチェンジして発売したと発表した。

 今回のモデルチェンジでは、従来の「Sharan TSI Comfortline(コンフォートライン)」、「同 TSI Highline(ハイライン)」に加えて、エントリーモデルの「同 TSI Trendline(トレンドライン)」を新たに設定した。

 新型「Sharan」では安全性をさらに強化。プリクラッシュブレーキシステム「Front Assist」とポストコリジョンブレーキシステムを全車に標準装備した。「Front Assist」はミリ波レーダーで前方を監視、先行車との衝突の危険を警告する。ドライバーが回避操作をしない場合、システムが自動的にブレーキをかけて、万が一の衝突による被害を軽減、回避する。ポストコリジョンブレーキシステムは、衝突や追突の際、システムが自動的にブレーキをかけて二次被害を軽減する。

 また、燃費(JC08 モード)は13.5km/Lから15.0km/Lに向上したことで、エコカー減税率も取得税60%、重量税50%の適用が受けられる。

 全国希望小売価格は、「Trendline」が360万円(税込)、「Comfortline」が394万円(税込)、最上級グレードの「Highline」が463万円(税込)。

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