7月の機械受注、前月比3.6%減―基調判断「持ち直し足踏み」に下方修正

2015年9月10日 10:14

 内閣府が10日発表した7月の機械受注統計によると、民間設備投資の先行指標である「船舶・電力を除く民需」は、前月比3.6%減の8,056億円だった。減少は2カ月連続。内閣府は基調判断を「持ち直している」から、「持ち直しの動きに足踏みがみられる」に下方修正した。

 「船舶・電力を除く民需」の内訳は、製造業が同5.3%減の3,594億円、非製造業(除く船舶・電力)が同6.0%減の4,494億円だった。

 機械受注統計は、機械メーカー280社を対象に、設備用機械の毎月の受注状況を調査したもの。設備投資の先行指標となる。

関連記事

最新記事