東芝、ビッグデータ普及の業界団体「ODP」に加入 Apache Hadoopとの連携強化

2015年9月10日 10:31

 東芝は9日、ビッグデータ技術の普及・促進を図る業界団体「Open Data Platform initiative(ODP)」に、設立メンバーとして加入すると発表した。

 同社によると、ODPはビッグデータを効率的に処理・管理するオープンソースソフトウェア「Apache Hadoop」とメンバー各社のビッグデータ関連ソフトウェアの相互接続性を高めることで、ビッグデータテクノロジーの普及・促進に取り組む。

 東芝は、ODPに加入することで同社のビッグデータ関連ソフトウェアと他社ソフトウェア、「Apache Hadoop」との相互接続性を高め、加盟各社との連携を強化する。これにより、ビッグデータの利活用を行うユーザーは、相互接続性の高い開発環境で、効率的にシステムを構築することができるようになる。

 また、同社が社会インフラシステム向けの大規模・高速データ管理用として開発したデータベース管理システム「GridStore」のソースコードを2016年2月から公開するという。同システムは、データの増加に応じて、サーバを増やすことで大量のデータ処理に対応するスケールアウトができる。

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