ファミリーマート、ココストアを130億円で買収 完全子会社化へ

2015年9月8日 19:05

 ファミリーマートは8日、コンビニエンスストア「ココストア」「エブリワン」を運営するココストアの全株式を130億円で取得し、子会社化すると発表した。10月1日付で株式を取得する予定。

 ファミリーマートによると、ココストアをファミリーマートに順次ブランド転換することにより、マーケットシェアを効率的に獲得し、競争力の強化を狙うという。また、北関東、中部、九州を中心とする店舗基盤を強化できるほか、商品や原材料の仕入れ、物流の統合、システム基盤などの間接部門の共有化による経営インフラの効率化を図るとしている。

 ココストアは、全国にコンビニエンストア約650店舗などを展開している。設立は1972年、資本金は4,000万円、2015年5月期の売上高は462億9,800万円。

 ファミリーマートは年間1,000店舗を超える規模で新規出店を行い、現在では国内で約1万1,000店舗、海外でも5,700店舗を超える店舗網を構築している。2009年にはエーエム・ピーエム・ジャパンを買収した。

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