Google Chrome、バックグラウンドのタブで自動再生を延期する機能を追加へ

2015年9月5日 10:12

headless 曰く、 Google Chromeの今後のバージョンには、バックグラウンドで開いたタブが選択されるまでメディアの自動再生開始を延期する機能が搭載されるそうだ(François Beaufort氏のGoogle+への投稿Chromium Code Reviews: Issue 1292433002The Register)。

 Chrome 32以降では音声再生中のタブにインジケーターが表示されており、設定によりタブのミュート機能を使用することも可能だが、自動再生の延期機能が追加されることで、あわててバックグラウンドのタブを探す必要がなくなる。

 なお、コンテンツのプリロードが指定されていればバックグラウンドのタブでも読み込みは実行されるが、ユーザーが実際にタブを選択するまでは再生が開始されることはないという。この機能を搭載したChromeはDevチャネルですでに提供開始されており、一般向けにはChrome 46で利用可能になるとのことだ。

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