KDDI、カンボジアに支店設立 東南アジアの法人向け事業を強化

2015年9月4日 11:13

 KDDIは3日、10月1日にカンボジアのプノンペン市に「シンガポール プノンペン支店」を設立すると発表した。同支店を通じて東南アジアで展開している法人向けビジネスを拡大するという。

 同社によると、プノンペン支店ではITインフラの構築や保守・運用を「日本品質」でカンボジアに進出する日系企業などに提供する。

 カンボジアは、実質GDPが年率7.4%増(2013年の)の高成長を遂げている。4月には、ベトナム、タイを結ぶ幹線道路「南部経済回廊」が繋がり、物流網が飛躍的に改善された。また、同国政府の積極的な外資企業誘致策により、企業進出が増加し、ITインフラの利用ニーズも増加することが見込まれる。

 今回の支店開設によって、KDDIグループの海外拠点数は、28地域、63都市、107拠点となる。今後も東南アジアをはじめ、グローバルに通信事業を展開していくという。

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