Unicodeに追加される絵文字の一部に「なぜこれが必要なのか」との声
2015年9月3日 13:09
あるAnonymous Coward 曰く、 ユニコードコンソーシアムは、Unicode 9.0に38種類の絵文字を追加することを決めている。正式版は来年登場の予定だが、絵文字の追加候補は公開されており、アップデートも随時行われている。しかし、なぜこんなものが、と思われるような絵文字も含まれているようだ(Slashdot)
8月17日のアップデートによると、現在の候補は困り顔や大笑い、ピエロ、お手上げ、自撮り、あちゃー的な表情系。まあこれは分かる。加えて、ニンジン、キュウリ、アボカド、ベーコンといった食物系、カモ、イルカ、コウモリなどの動物系、タキシードとウェディングドレスの女性、おじいさん、おばあさんのサンタクロース、赤いドレスを着てサルサダンスを踊る女性、ディスコスーツ風の男性などが追加されている。
絵文字に慣れた日本人的には絵柄と内容は……という感は当然あるのだが、海外でも動物の内容やダンサーの組み合わせは違うんじゃね、といった疑問が出ている模様(I PROGRAMMER)。
またTechCrunchでは、自撮りアイコンとかマジいらねー的な記事もある。この辺の絵柄はどのあたりのセンスで選ばれているんだろうか。
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