人気作家・村上春樹の新刊、9割を紀伊國屋書店が「買い占め」

2015年9月1日 17:51

nemui4 曰く、 人気作家・村上春樹の新刊「職業としての小説家」について、紀伊國屋書店が初版10万部のうち9万部を出版社から直接買い付けて販売するという(ハフィントンポストECのミカタWEBEBook 2.0 Forum)。

 買い付けしたものについては紀伊國屋以外の書店にも供給するとのことで、「買い占め」を行うことでリアル書店の活性化を目指すという。

 書籍流通界隈でのパラダイム・シフトがガクっと動き出した。『ようするに、これはある大手書店が始めたサバイバルゲームであって、喧伝しようとしているような「リアル書店とオンライン書店との戦い」とは別のものだ』というEBook 2.0 Forumの話が一番分かりやすいというか飲み込みやすい気がした。

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