米原子力空母ロナルド・レーガン、10月2日に横須賀配備
2015年9月1日 09:56
定期点検と燃料棒交換の為、横須賀を離れることになった米国原子空母「ジョージ・ワシントン」の後継として横須賀に配備される原子力空母「ロナルド・レーガン」が10月2日に入港することを外務省が31日、発表した。
米国海軍から連絡が入ったとしており、外務省は「政府として我が国周辺に米海軍の強固なプレゼンスが引き続き維持されることは我が国の安全及び地域における平和と安全の維持に寄与するものと考える」とコメント。
また「ロナルド・レーガン」について「東日本大震災の際の米軍による支援活動(トモダチ作戦)に従事した艦船であることにも留意し、今回の空母の入港を歓迎する」としている。
原子力空母が寄港している横須賀市では毎年、米海軍、米国大使館と外務省、内閣府、原子力規制庁、防衛省、海上保安庁、海上自衛隊、神奈川県、神奈川県警察、横須賀共済病院、横須賀市が参加して、横須賀港停泊中の原子力空母内で乗組員がごく軽度の被ばく汚染を伴う怪我を負ったという想定の合同訓練を実施している。今年もロナルド・レーガン寄港後に行う予定。(編集担当:森高龍二)