橋下新党 来夏参院選挙で台風の目?―自民・山本一太氏

2015年8月31日 15:48

 自民党の山本一太参院議員(元沖縄北方担当大臣)は、橋下徹大阪市長が10月に新党結成を表明していることに「来夏の参院選挙で台風の目になる可能性は十分ある」とブログに書き込み、警戒した。

 山本議員は「橋下新党(大阪維新の会(?))として、来年夏の参院選を念頭に全国的に候補者の擁立を目指すとも明言したらしい。事実なら、各県で自民党公認候補とも激突することになる」とし「今の政界に橋下市長ほどの発信力を持つ政治家は数えるほどしかいない。 橋下市長が立ち上げを宣言した新党が、来夏の参院選挙の台風の目(?)になる可能性は十分ある」としている。

 そのうえで「自民党にとって最悪のシナリオは、地方区に『野党統一候補』を擁立されることだ。1人区に民主党と大阪新党がそれぞれ候補者を立てた場合、その県の自民党公認候補に有利に働くだろうか?複数区ではどんな結果をもたらすのだろうか?冷静に見極めていく必要がある」と綴っている。(編集担当:森高龍二)

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