NTTレゾナント、匿名で利用できるコミュニティサービス「MURA」を公開
2015年8月27日 21:21
NTTレゾナントは27日、同じ興味や関心を持つ人同士で匿名でコミュニティを作れるコミュニケーションサービス「MURA」を、gooラボでβ版サイトとしてトライアル提供を開始すると発表した。利用料は無料。
同サービスでは、「自慢話」や「悩み事」などリアルなコミュニティでは共有しにくい内容、あるいは実名性の高いソーシャルメディアでは発言にしにくい「アニメ聖地巡礼」や「コスプレ」などの興味や関心について匿名で参加できるコミュニティ(むら)を作れる。
利用にあたっては、単一アカウントで高い匿名性を保ったまま、複数コミュニティの作成・参加が可能。また、gooの検索技術を使い、気になるキーワードに関する情報・話題が自動的に投稿される機能や、RSSで配信される記事を自動で取り込む機能で、ニッチなコミュニティで問題となる「ネタ枯れ」が防止されるという。
近年、ソーシャルメディアの利用が年々増加する一方で、「SNS疲れ」といった実名性のソーシャルメディアでの交流に疲れたユーザーが現れてきている。そのような現状に対し、同サービスは実名やリアルの場で発言しにくい内容について、同じ興味や関心を持つ仲間を見つけ、安心できる環境で自由に発言したいというユーザーのニーズに応えるとしている。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)