三菱化学とパイオニア、コスト低減した塗布型有機EL照明調光型パネルを開発
2015年8月27日 16:11
三菱化学とパイオニアは26日、製造コストを従来比で約1/3以下に低減した塗布型有機EL照明の調光・調色型パネルを開発したと発表した。2016年初めからの量産出荷を開始する予定。
今回開発したパネルは、92×92mm、69×66mm、55×50mmの3サイズをラインアップしている。3タイプとも最大輝度は2,000cd/m2。
両社は、2012年から蒸着型有機EL照明モジュールの出荷を開始し、2014年には製造コストを抑えた白単色の発光層塗布型有機EL照明モジュールの量産を開始した。今回開発した調色タイプはシーンに合わせてさまざまな光の表現が可能なため、顧客の幅広いニーズに対応できるとしている。