Intelが小型のPC向けフォームファクタ「5x5」を計画中

2015年8月26日 21:12

あるAnonymous Coward 曰く、 Intelが「5x5」という新しい小型PC向けフォームファクタを計画しているとのこと。CPUの交換が可能で、かつ小型というものになっている(Ars Technica)。

 「5x5」という名前はマザーボードのサイズが5.5×5.8インチ(140×147mm)であることから来ている模様。小さいサイズのフォームファクタとしてはMini-ITXがあるが、それよりも29%小さいという。CPUソケットにはLGA系を採用し、メモリスロットはSO-DIMM×2、2.5インチのシリアルATAもしくはM.2ストレージに対応する。65WクラスのCPUが使えるということで、性能的には十分なものができそうだ。ただし、PCI-Expressスロットは省略されている。

 最近Intelがプッシュしている「NUC」という小型PCフォームファクタもあるが、そちらはCPUがマザーボードに直付けされており交換ができなかった。5x5はCPUの選択肢も広そうで、なかなか面白いところを付いていると思う。

 スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア | Intel

 関連ストーリー: Intel、デスクトップPC向けのBroadwellをリリース 2015年06月05日 DDR3とDDR4、LPDDR3のメモリを利用できる「UniDIMM」ソケット構想 2014年09月14日 Intel、デスクトップマザーボード事業を終了へ 2013年01月25日

関連記事

最新記事