【銘柄フラッシュ】くろがね工作所が大幅反発しトレジャーファクトリーも高い

2015年8月26日 16:29

 26日は、ソニー <6758> が対ドルでは円高のほうが有利とされて朝から堅調なまま後場一段強含んで4.5%高となり、村田製作所 <6981> は米アップル社のクックCEO(最高経営責任者)が米国の大手テレビ局CNBCに「我々の中国事業は7、8月と着実に伸びている」と電子メールを送ったと伝えられて好感され、後場一段強含んで10.6%高となり、TDK <6762> も同様で10.2%高、アルプス電気 <6770> も後場一段強含んで7.5%高となった。

 ファーストリテイリング <9983> は前場軟調だったが元「エルメス」の著名デザイナー、クリストフ・ルメール氏と開発した新ブランドなどに期待が強まり5.5%高。東京電力 <9501> は原油、天然ガス市況の低下などが好感されて8.7%高となり、関西電力は <9503> は8.2%高となるなど、電力株が後場一段堅調。ANAホールディングス <9202> も3.1%高となるなど航空株も燃料安期待などから高い。

 イチケン <1847> はカジノなどの統合型リゾート法案を巡り自民党の関係議員が25日に横浜で積極発言と伝えられて24.7%ストップ高の急反発となり、東証1部の値上がり率トップ。トレジャー・ファクトリー <3093> は8月決算好調の期待などが言われ18.6%高となり東証1部の値上がり率2位。

 くろがね工作所 <7997> (東2)は8月締めの第3四半期業績に期待とされて31.0%高の急伸となり、東邦金属 <5781> (東2)はマグネシウム合金に関する新技術を大学と共同開発したことなどが再び材料視されて15.9%高と反発。セキュリティ関連株のFFRI <3692> (東マ)は14.5%高、ネットワークバリューコンポネンツ <3394> (東マ)は13.8%高など、日本政府に対する海外からの盗聴疑惑などが思惑視されて急伸。訪日旅客関連のプロルート丸光 <8256> (JQS)は15.1%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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