富士通、陸上自衛隊第15旅団に災害救助活動支援サービスを導入

2015年8月24日 15:55

 富士通は24日、防衛省陸上自衛隊第15旅団が、災害発生時の即応部隊の情報収集や指揮所との連絡手段として、同社の災害救助活動支援サービスを導入したと発表した。6月から沖縄県内で活用されている。

 同サービスは、災害時などに現場で活動する隊員がスマートフォンからGPS情報とともに送信する洪水、土砂崩れなどの災害状況の写真やメッセージを富士通のデータセンターに集約し、リアルタイムで地図上にマッピングして提供する。指揮所に設置しているパソコンや、隊員のスマートフォンからインターネットに接続してこの情報を参照できるため、指揮官と隊員、および現場の隊員の間で、現場の状況をリアルタイムで共有できる。

 また、地図上に隊員の所在位置を表示し、地図上で連絡をとりたい隊員を選択するだけで、その隊員とメッセージのやり取りができるコミュニケーション機能も提供する。

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