北朝鮮「強圧行動を自制すべき」菅官房長官
2015年8月21日 17:37
菅義偉官房長官は21日の記者会見で、北朝鮮が20日、韓国に砲撃し、韓国軍も報復として北朝鮮に数十発砲撃したことについて「政府として強く懸念している」と語った。
菅官房長官は「北朝鮮はこのような強圧行動を自制すべき」と強く自制を促した。また「米国・韓国と緊密に連携し、緊張感を持って必要な対応に万全を期している」とした。
菅官房長官は「総理官邸に設置している北朝鮮に関する情報連絡室において、内閣官房及び関係省庁と緊密に連携しながら情報収集・分析に努めている。引き続き、全力をあげて情報収集・分析に全力をあげる」とした。
また北朝鮮が準戦時状態を宣言し、48時間以内に韓国が宣伝放送をやめなければ軍事行動に踏み切ると警告しているが、政府の情報の中に事態をエスカレートさせるような情報は入っているか、との記者団の問いには「具体的内容は控えたいが、情報収集に全力で取り組んでおり、対応策には万全なものをとっているということだけは申し上げたい」と答えた。(編集担当:森高龍二)