Windows 10では「SafeDisc」や「SecuROM」といったDRMがサポートされない
2015年8月21日 17:35
MicrosoftはWindowsにおいて過去のソフトウェアを実行できる互換性を重要視していることは有名で、実際最新のWindows 10でも過去のWindowsで動作していたソフトウェアのほとんどが動作するようになっている。しかし、一部例外があるそうだ。その1つはセキュリティソフトで、もう1つはDRMを利用するゲームだという(GIGAZINE、Game*Spark)。
挙げられているのは、「SafeDisc」や「SecuROM」というDRMシステム。これらは特別なデバイスドライバをWindowsにインストールすることでCD/DVD-ROMが正規のものであることを判別する技術だが、これらがセキュリティホールとなる可能性があるため、Windows 10ではこれらDRMを採用するゲームはサポートされないという。
なお、SecuROMについては過去に制限が厳しいとして騒動となり、訴訟沙汰になっていた。
スラドのコメントを読む | YROセクション | DRM | Windows | ゲーム
関連ストーリー: Microsoftとチップメーカー、ハードウェアベースのDRM導入を進める 2015年04月26日 電子書籍ビューアのDRM機能が原因でVisual Studio使用中にWindowsがフリーズする事象が発生 2014年01月17日 EA、自社ゲーム DRM の PC インストール回数をリセットするツールをリリース 2009年04月06日 EAのPC向け新作ゲーム、厳しいコピーガードが問題に 2008年09月10日 FSFの反DRMキャンペーン「DefectiveByDesign」 2006年07月03日