離党で済まない、武藤議員は国民に説明を―公明
2015年8月21日 11:02
公明党の山口那津男代表は20日の党中央幹事会で、金銭トラブルを週刊誌(週刊文春)が報じたことで、19日に自民党を離党した武藤貴也衆院議員(滋賀4区選出)について「報道されるところ(内容)が事実かどうか、本人がしっかりと説明責任を尽くすことが大事だ。疑念が掛けられた以上、離党だけでは済まない。国会議員として自らがきちんと事実を国民に説明することが一番求められている」と武藤議員の国会議員としての国民への説明責任を果たすよう求めた。
また民主党の蓮舫代表代行は同日の記者会見で「週刊誌報道や一部新聞報道のみで、まだ武藤議員本人が会見されていないので、どこまでが本当で、どこまでがそうじゃないのかが分からない。その部分について、21日(の国会で)総理に直接伺おうと思っている」と国会質疑の中で取り上げるとした。
民主党の郡司彰参院議員会長は「事実関係を把握してからだが、『政治とカネ』の問題はしっかりやっていく。今回の件では報道にあるような詐欺ということになれば政治とカネの問題だけではなくなる」とした。(編集担当:森高龍二)