NEC、水道やガスの制御系セキュリティコンサルティングサービスを開始
2015年8月17日 16:45
NECは17日、水道やガスなどの重要インフラやプラントなどの制御系システム領域のセキュリティのコンサルティングサービスの販売を開始すると発表した。
同サービスでは、各種のセキュリティ標準規格をもとに、システムのセキュリティマネジメント状況や機器のセキュリティ状況を、客観的・網羅的に評価するともに、発見された問題点や課題の改善策を提案する。これらを標準規格に精通し、セキュリティ施策に詳しいコンサルタントが実施する。
また、対象とする機器が、セキュリティ上危険な脆弱性を内包していないか、あるいは設定が危険な状態となっていないか、などの検査を、制御系機器の認証制度「ISASecure EDSA認証」で定められた手法と専門のツールを用いて、制御系システムのセキュリティに詳しい専門家が実施する。さらに、「ISASecure EDSA認証」取得支援コンサルも行う。
「制御系セキュリティアセスメントサービス」は、作業期間は3カ月～で、価格は400万円～（税抜）。「制御系機器のセキュリティ診断・認証取得コンサルティングサービス」は作業期間は診断が3カ月～で認証取得が6カ月～。価格は診断が400万円～（税抜）で、認証取得が個別見積り。「CSMS認証取得コンサルティングサービス」は作業期間は6カ月～で、価格は診断が600万円～（税抜）。「制御系セキュリティ戦略策定コンサルティングサービス」は、作業期間、価格は個別見積りとなっている。