NY金:続落で1112.70ドル、根強い9月利上げ観測から売り勝る
2015年8月15日 02:56
*02:56JST NY金:続落で1112.70ドル、根強い9月利上げ観測から売り勝る
NY金は続落(COMEX金12月限終値:1112.70↓2.90)。1120.20ドルまで上昇した後、1111.10ドルまで下落した。この日発表の米国の経済指標で、8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想に反して低下し、ドル売りになった際に、金の買いが一時強まった。
しかし、その前に発表の7月生産者物価指数、7月鉱工業生産がともに強い数字だったことから、連邦準備理事会(FRB)の9月利上げ観測は根強く、その後金の売りが徐々に優勢になった可能性。また、今週大きく上昇した後で、持ち高調整の売りもあったとみられる。《KK》