NY金:続伸で1123.6ドル、安全志向や米利上げ後ずれ観測で買い続く
2015年8月13日 02:53
*02:53JST NY金:続伸で1123.6ドル、安全志向や米利上げ後ずれ観測で買い続く
NY金は続伸(COMEX金12月限終値:1123.60↑15.90)。1114.30ドルから1125.50ドルまで上昇した。中国人民銀行が2日続けて人民元の切り下げを行ったことで、中国の景気減速への警戒感が一段と強まり、世界的に株安が拡大する状況に、安全資産として金の買いが継続した。
また、予想されている人民元のさらなる切り下げが、米国の輸出企業に打撃となり、成長が抑制されるとの見方から、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ開始が後ずれするとの観測も浮上。買い安心感が広がる状況も、金の上昇につながったもよう。《KK》