ケアサービスが日本式介護を中国展開、上海子会社の設立手続き完了

2015年8月10日 13:34


*13:36JST ケアサービスが日本式介護を中国展開、上海子会社の設立手続き完了
介護事業のケアサービス<2425>は10日、中国子会社の設立手続きが完了したと報告した。新会社の社名は「上海福原護理服務有限公司」。中国本土で介護事業やその関連事業を手がける。資本金は35万米ドル(約4350万円)で、ケアサービスが全額出資した。
介護先進国の日本で積み上げた実績をもとに、成長著しいアジアで日本式介護の普及を図る狙い。まず事業の足掛かりとして、養老院・護理院(老人ホーム、養護ホーム)の「日月星」をチェーン展開する愛以徳医院投資管理(上海)有限公司と業務委託契約を締結。「日月星」グループの職員向けに、介護研修講座を実施する。その後、10月には訪問入浴、訪問介護、デイサービスなど日本式介護サービスを中国で展開する構えだ。
提携する愛以徳は現在、養老院6カ所、護理院3カ所を運営している。ベッド総数は3400床超。職員は1000人を数える。

【亜州IR】《ZN》

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