富士通SSL 、SaaS型IT運用基盤サービス「Vistara」を販売開始

2015年8月10日 17:03

 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は10日、SaaS型IT運用基盤サービス「Vistara(ヴィスタラ)」を販売開始したと発表した。

 「Vistara」は、サーバやネットワーク機器に対する操作証跡の取得をはじめ、一時的に利用可能なユーザーアカウントの発行やアクセス制御など、特権ユーザーによる操作を効果的かつ効率的に管理できるサービス。オンプレミスに加えプライベートクラウドやパブリッククラウド環境にも対応しており、環境の違いに左右されることなく、全ての対象機器を「Vistara」の画面から一括管理することができる。また、月額サービスのため、少数のサーバを対象としたスモールスタートが可能で、初期投資を抑えることができる。

 今後、同社は「Vistara」について、申請・承認ワークフローなどシステム運用に関するオペレーションマネジメントを支援する機能を追加予定。また、海外法人に向け、英語によるグローバルサポートの提供も計画している。販売価格(参考価格)は8万4,000円/月額(税抜)より。販売目標は3年間で3億円。

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