富士通、群馬銀行と滋賀銀行よりマイナンバー管理システム構築を受注
2015年8月7日 15:34
富士通は7日、群馬銀行と滋賀銀行の両行と、マイナンバー管理システムの開発について合意したと発表した。群馬銀行と滋賀銀行は、2016年1月の社会保障・税に関わる番号制度(マイナンバー制度)の運用開始に合わせ、このシステムの運用を開始する予定。
システムは、口座保有者、契約者から提供されたマイナンバーを特定個人情報として厳重に管理し、既存の両行それぞれのシステムと連携しながら、特定口座年間取引報告書や国外送金等調書などの法定調書に口座保有者、契約者のマイナンバーを記載する。
開発においては、金融機関業務ノウハウと、行内外の既存システムとの連携が必要なため、両行のノウハウを融合して取り入れ、富士通がマイナンバー制度対応で必要となる機能を装備し、効率的、かつ効果的な実装方式で導入可能なシステムを開発するという。
8月をめどに、このシステムをベースとしたマイナンバー管理システムを、他の金融機関にも販売開始する予定。