中国戦略の変更は愚かな選択、中国市場に自信=アップルのクックCEO

2015年8月5日 08:18


*08:22JST 中国戦略の変更は愚かな選択、中国市場に自信=アップルのクックCEO

米アップルのクック最高責任者(CEO)は先月、中国市場に対するポジティブな見通しを継続。中国の中間層が徐々に拡大しており、中国戦略を変えることが愚かな選択だと強調した。

一方、中国のスマートフォン(スマホ)市場における米アップルの黄金時代が終焉を迎えているとの見方も出ている。統計によると、今年4-6月期の中国のスマホ市場シェアでは、国産メーカーの小米(シャオミ)が15.9%、華為科技が15.7%と1、2位に並んだ。アップルは韓国のサムスンをリードしているものの、販売台数は前期比で21%減少し、中国で3位(具体的な数字は未発表)に転落した。

業界専門家は、中国メーカーの技術やデザインが日々向上しており、国産メーカーを愛用する若年層も増えていると指摘。割高のアップル機種がより高い付加価値を創出しなければ、アップルというブランド力が徐々に低下する可能性があるとの見方を示した。《ZN》

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