キヤノン、ISO感度最大400万相当の超高感度多目的カメラを12月に発売
2015年8月4日 17:16
headless 曰く、 最大でISO感度400万相当という超高感度多目的カメラ「ME20F-SH」をキヤノンが12月上旬に発売する(プレスリリース、製品情報、VentureBeat、週刊アスキー)。
キヤノンではフルHD動画撮影専用の35㎜フルサイズCMOSセンサーを2013年に開発している。ME20F-SHには、このCMOSセンサーを改良したものが搭載されており、最大ゲイン時の最低被写体照度は0.0005lux。肉眼では被写体を識別できないほどの暗闇でも、星明りなどわずかな光があれば被写体を認識できる。低照度環境では赤外線投光によるモノクロ撮影が一般的だが、ME20F-SHでは赤外線投光なしにノイズの少ないカラーのフルHD動画が撮影できるという。
2013年に公開されたCMOSセンサーのデモ動画では、0.01lux以下の暗闇で石垣島のヤエヤマヒメボタルを撮影しており、ホタルの光だけでなく周囲の植物もはっきりと写っている。
ME20F-SHではEFレンズが使用可能で、映像出力用の3G/HD-SDI端子やHDMI端子、リモート端子などの各種インターフェイスに対応。価格は300万円とのことだ。
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