キヤノン、大分県に総合技術棟を新設 デジタルカメラ・レンズの生産技術力強化

2015年8月4日 12:17

 大分キヤノンは4日、デジタルカメラと交換レンズの生産技術力を強化することを目的として、大分キヤノン安岐事業所内に総合技術棟を新設すると発表した。2016年年内の稼働を予定している。

 2016年年初に着工し、2016年第4四半期内の稼働を目標としている。総合技術棟には生産技術部門、製品技術部門、生産工機部門などを集結させ、生産技術力に磨きをかけ、効率性の高い生産体制の確立を目指す。

 デジタルカメラと交換レンズは、製品の高度化が一層進んでいる。同社は、高性能・高品質の製品を継続的に生産するために、生産の国内回帰や内製化を推進していくが、今後、カメラ生産技術をさらに高めていく必要があるとしている。

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