NY金:反落で1089.40ドル、1000ドル割れリスク改めて意識され売り

2015年8月4日 02:56


*02:56JST NY金:反落で1089.40ドル、1000ドル割れリスク改めて意識され売り
NY金は反落(COMEX金12月限終値:1089.40↓5.70)。1088.50ドルまで下落した後、いったん上昇に転じたが、1093.20ドルまでの反発にとどまった。米金融大手のゴールドマンサックスが、金相場1000ドル割れのリスクを改めて指摘したことが材料視されたといわれ、売りが先行。さらに、この日発表の米国の経済指標で、6月個人所得やPCEコア指数(インフレ指標)が上振れだったことで、売りが一段と強まったもよう。


その後、7月ISM製造業景況指数が予想を下回ったことで、いったん買い戻しが優勢になった。しかし、NYダウの下落拡大にも、引き続き金の売り圧力は強く、再び1090ドルを割り込んだ。《KK》

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